渡辺俊介『アンダースロー論』2006年

アンダースロー論 (光文社新書)

アンダースロー論 (光文社新書)

昨日が今年のドラフト会議だったんですか。高校野球が注目されるのは嬉しい。でももっと民放でプロ野球を流してくれればいいのに、とも思う今日この頃。なかなか球場へ行かれないので。渡辺俊介選手のアンダースロー論は、個人的にとてもおもしろかったです。どうやって投げているんだろうと、ずっと疑問に思っていたアンダースロー。やっぱり体が柔らかくないと駄目なんですね。体格で他のプロ選手に劣っていても対等に勝負できるという点が素晴らしいと思います。力よりも、緩急で勝負。私は野球できないし、ピッチャーの気持ちが分かるはずもないけれど、子どもの頃から他の人と比べて身長が低いことを意識してきたから、なおさら渡辺選手の考え方が身に染みるんです。それに変化球の勉強にもなって(私は投げないけれど)、野球の見方が今までと変わった気がする。今シーズン終わるのに、もの凄く球場に行きたいです。